思い出のセガサターンRPG「リグロードサーガ」



子供の頃とにかく大好きで、最近になって熱が ぶり返してきたSRPG。
2016年現在、公式攻略本(中古1円)手に入れたので
それをニヤニヤ眺めながら キャラ順不同にお絵描き&思い出話。





◆シシマル◆

 獅子の頭を持つ 如何にも屈強な戦士。
その過去や、王子一行に協力を申し出た理由は謎に包まれており
彼もまた黙して語らない。
ただ、打倒ゲンユウサイに並々ならぬ決意を覗かせるのは確かだ。



「……いずれ、話すときがくる。」

 初期メンバーの一人。チクワは別に好物じゃない。
見ての通りのガチムチ担当であり、ケモノ属性であり
ワイルドかつハードボイルドな訳アリ兄貴、という
堪らない人には堪らないポイントてんこ盛り。当ゲームがメジャータイトルならば
熱烈かつコアなファンが 少なからず存在するだろうと踏んでいる。密かに生足だしな。

 槍の技は もう一人の使い手エヴァンが竜変化一本で戦うことになるはずなので
実質、彼専用と考えて良いかも。

 体術は強力だけど、固定メンバーのムサシも使えるし
魔城イベントで特別セリフが用意されているディアナとも被っているので
自然と出番が減っていった。
ストーリー進む毎に だんだん影が薄くなっていく感が否めない……。
唯でさえ寡黙なキャラだしなー。

 冒頭のイベントやドラグーン城へ参戦させた場合の反応を見るに
ゲンユウサイとは決して浅からぬ因縁があるらしく
王子一行に協力を申し出たのも、その事に由来することを伺わせる。
果たして その正体とは……

(以下、ネタバレ反転)

 結局 最後まで明確にはされない。
そして、もう誰も気にしていない。


(反転終わり)

 公式攻略本では彼の過去や その後を垣間見ることができる。


*****


◆シャール◆

 不死者や幽霊が跋扈する「ムルティブの塔」の最上階に居を構える奇妙な男。
近隣の者たちによれば、古の魔法書にも見受けられる
『伝説の魔導士』らしいとの噂も囁かれ、実際に絶大な魔力を持つ。

 彼の提示する『あるアイテム』を手に入れることを条件として
王子一行の旅に同行。共に協力する事となる。



「ただ少し、私の研究に付き合っていただきたいのです。」

  軽くネタバレすると、彼は途中離脱して以降
二度とパーティに戻ってくることはないキャラ。

 なので全く育てる必要の無いユニットなんですけれども
『伝説の魔導士』とウワサされるほどの実力を持ちながら
とっても気さくで お茶目さんな のんびり敬語キャラ。
掴みから心持ってかれて大好きだったなー!
喋ってくれる度に嬉しかったのを憶えている。

 ……ホントもう魔城でのイベントはショックだったさ……!
また戻って来てくれるのを楽しみに頑張ってきたってのに……。
いや、今でこそ動画見返せばガンガン伏線張ってあったの分かるんですが。

 公式攻略本では唯一、裏設定と その後が記載されていない。そりゃそうだよな。


*****


◆アケビ&クロヤシャ◆

 ムサシに従う(?)異界の住人『式神』コンビ。
天真爛漫な猫娘は「アケビ」、勝気で皮肉屋な烏天狗は「クロヤシャ」という。

 主人であるムサシが物心ついた頃から既に側にいたらしく
その絆は単なる主従関係の域を超えた 温かいものがある。
まあ、本人たちに「仕えている」という自覚が全然無いともいうか……。



「ムサシ!あいつらみんな、やっつけちゃえばいいんでしょ?」
「ドジでマヌケな大将を、わざわざ助けに来てやったんだ。
礼ぐらい言ってほしいところだな。」


 猫耳ロリ巨乳とツンデレカラス。
本来は、それぞれ独立したソロユニットなんだけど
この子らはセットにしたい。式神コンビかわいい。本編の癒し。
戦力的に お世話になるのは序盤までだけどねー……。そこも踏まえてホントかわいい。

 まず、ゲンユウサイの強さ恐ろしさを目の当たりにしながら
それがどーしたと言わんばかりに 地下牢まで助けに来て
「ムサシを酷い目に遭わせた!許せん!」
たったそれだけの理由で 敵だった一行に加入。参戦。泣かせるじゃないですか。

 その際のムサシのセリフは
「お前らはどうして、勝手なことばかりやらかしてオレを困らせてくれるんだ…。」

 この後、上司に見限られた やれやれ系ツッコミ忍者は
本格的にアーサーたちの仲間としてゲンユウサイを裏切る覚悟を決めるわけですが
『まだ この2人が付いて来てくれるなら、この先そう悪いもんでもないのかもしれない』
そんな安堵感も彼の気持ちを後押ししたのかもしれません。
ヤマタイトリオは永久に不滅であれ。




*****

他キャラの思い出は、また気が向いた時にでも。


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