思い出のセガサターンRPG「リグロードサーガ」



子供の頃とにかく大好きで、最近になって熱が ぶり返してきたSRPG。
……だが2015年現在、現物もサターンもどっか行方不明中で
遊びたくとも遊べていない。いてもたってもいられず
ウン十年ぶりにプレイ動画をニマニマ眺めていたんですが

あの頃は思いもよらなかった新しい発見も ありました。




◆アーサー◆

 当ゲームの主人公。
リグロード大陸の一国『クイーンズランド女王国』の王子。
東方の魔将軍ゲンユウサイに国と最愛の母を奪われ、従者たちと野に下る。
その1年後、救国の戦士としてゲンユウサイとの決戦の日を迎えたのだが……。




 序盤から的確に指揮執ってるのが彼だったり
熱くなると見境無い行動起こしたり(例:逃げる海賊船に潜入するため、自船を乗り捨てる)
相手が元・敵だろーが得体の知れない人外だろーが
快くホイホイ仲間にしちゃうあたり 意外にもずいぶんと肝が据わった印象。
公式設定『決断力が弱い』がイイカンジに迷子です。
クイーンズランドの未来は明るいな!マザコンだけどな。

 リアルプレイ時から引きずってた『ヘタレな お坊ちゃん』ってイメージは
偏に『ユニット性能がビミョーだったから』に尽きると思う。
主人公ゆえに ほぼ全てのステージで強制出撃の割りに
剣技も魔法もパッとせず、おまけに精神魔法に弱いから
すぐ混乱したり操られたりするんだよなー。あとマザコンだしな。

 バトルは終始ヘタレでも、イベントだけ見れば主人公しているので
何だかんだで今も昔も大好きなキャラ。
特に終盤のゲンユウサイ戦前後では ちょっとカッコイイことを言う。必見!

「勝つ自信なんて…そんなもの、あるもんか。…だけど…」


*****


◆ムサシ◆

 当ゲームの もうひとりの主人公。
リグロード大陸より海を隔てた東の国『ヤマタイ』の忍者戦士で
ゲンユウサイに仕えていたが、何の因果かアーサーたちと行動することに。



 あれー……?なんていうか
もっとこうクールで二枚目で実は仲間想いな熱いツンデレってイメージだったけど
後先考えず猛進する豪胆王アーサーに振り回されるわ
式神操る能力持ってるクセしてオバケ怖がるわ(※ムルティブの塔)
その式神2匹からは まるで尊敬されてないけど愛されてる感はあるわと
こんなかわいいキャラだったのか。
 初めこそ渋々王子たちについて行ったものの
何かフッ切れちゃったのか結構な序盤で彼らと打ち解け、情報もホイホイ提供するし
落ち込んだアーサーを気遣うセリフも多かったりする。どこまでイイ奴なんだよ。

 アーサーとは逆にユニット性能はとにかく強く
彼と竜騎士エヴァンが居ればもうイイんじゃないかな?ってレベルで頼りになったから
カッコイイ印象が強く残って形成されていたんだろう。鳳凰剣は未だに中2心をくすぐる技だぜ!

 一番好きなセリフは古代遺跡での
「もうオレ知らね。好きにしろ。」
きっと乾いた笑顔を浮かべながら言っているんだ。違いない。

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◆エリーゼ◆

 クイーンズランドの宮廷魔道師にして僧侶。
国を追われたアーサーと共に旅を続けていた従者の一人。



 カッコイイなあ。今も昔もイメージが全くブレてなかった。
 初期メンバーの一人。作中では『今世紀最大の才女』なんて噂を聞ける。
そして美人!!(←主観)正にヒロインに恥じぬ立ち位置にあるものの
このゲームの主軸はアーサーとムサシの友情であり
彼らを男と見なしていないかの如き発言の多いこと。浮いたイベントはまるで無し。
……かと、思いきや続編ではアーサーとの間に ちゃっかり子孫を残している。
個人的イチオシキャラ。

 序盤のイベントを終えて以降 参入するキャラの方が強いため
初期メンバーは どんどこ2軍落ちしがちなのですが
回復魔法を使えるのが終盤まで彼女のみ。ウィスコ参入後も
今までの愛着から1軍に加え続けたのは きっと我が家だけではないだろうなー。

 そういえば彼女をカカルクランに連れて行かなかった場合どうなるんだろう?
もう自分の下へ帰って来ないかもしれないアーサー……いつもと違った
しおらしいセリフや秘めたラブを吐露する展開が……ある、といいなあ。想像し辛いけど。


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他キャラの思い出は、また気が向いた時にでも。


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